【Cariot活用事例】配送効率化に向けた実績取得にCariotを活用中

リアルタイム情報を活用した急な配送・訪問依頼への対応ノウハウ

予定外の配送・訪問依頼に対応するには、車両やスタッフの現在位置や業務状況を把握する必要があります。リアルタイム位置情報・稼働状況を把握し、急な依頼に即時に対応するためのCariot活用術をご紹介します。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

今回は鋼材販売業M社様のCariot活用事例をご紹介します。
M社は鉄鋼メーカーや卸売業者から製品を調達し、切断・塗装などを行った加工済の鋼材の販売を行っています。トラックと乗用車を合わせて40台ほどの車を利用しており、鋼材の輸送にはトラック、営業やアフターサービスのための訪問には乗用車を使い分けています。トラックへの積載にクレーンやフォークリフトの準備が必要なため、トラックが近づくのを検知する仕組みを探してCariotに辿り着きました。
トラック積載の効率化と、乗用車の利用率の測定にCariotを活用されている事例をみていきましょう。

<事例概要>
業種: 鋼材販売
車両用途: 輸配送・営業
課題: トラック積載の効率化・車両利用率の把握

 

1.Cariot導入の経緯
〜トラック積載の事前準備のため、到着時間を把握したい〜

鋼材販売業M社は、鋼材・機材の商社として鉄鋼メーカーや卸売業者から製品を調達し、切断・塗装などを行った加工済の鋼材の販売を行っています。鋼材の移動や積載には小型クレーンやフォークリフトを利用していますが、工場の敷地が広く、トラックが到着してから関係者に連絡が入り、作業が始まるまで時間がかかるという問題がありました。車両やオペレーターがトラックの到着を検知して事前準備ができれば作業効率がアップし、積載もスムーズに行えます。工場の敷地にトラックが到着したら検知できる仕組みを探していたところ、展示会でCariotの存在を知りました。

イメージ:工場の敷地にトラックが到着したら検知できる仕組みを探していました

2.Cariotに決めた理由
〜正確な到着予測と、車両稼働率を集計できる機能が決め手に〜

Cariotを選んだ決め手は、到着予測が正確に行えることでした。到着5分前にメールで通知を受け取ることができ、向かっているトラックのリアルタイムな現在地はDriveCast機能で確認ができます。事前準備の効率化は試してみてすぐに実感できました。また、車両の稼働率を集計できる機能は、トラックや乗用車の稼働のばらつきを確認するのに役立つという気づきも得ました。車両の配備の仕方を変えたり、ドライバーと車両の組み合わせを考えれば更に効率化する道がひらけそうなので、トラックだけでなく一部の乗用車にもCariotを導入しました。

図:工場の位置を設定し、到着5分前に通知を受け取ります

図:スマホからリアルタイムな位置情報が確認できる DriveCast

図:稼働率の確認画面

3.導入時の課題と実現したいこと
〜トラックの到着時間を把握し、積載の準備を効率よく開始したい〜

M社が導入時に課題と感じていたことは以下の2点です。

<課題>

  1. トラックが到着してからの積載準備が非効率
  2. 車両の稼働にムラがありそうだが、最適化できていない

M社は、鋼材運搬用のトラックが敷地に到着してから各所で作業中のドライバーやオペレーターを呼び戻し、積載の準備を行うのは非効率で、到着の5分前に通知をしたいと考えました。さらに、Cariotを装着してみると稼働している車両にムラがあり、1か月に数度しかエンジンがかかっていない車両が見つかったので、それらを最適に配備して設備を効率的に活用したいと考えました。
その結果、実現したいことは以下の2点になりました。

<実現したいこと>

  1. トラック到着の5分前に通知を行うこと
  2. 稼働率が低い車両の配備見直しを行うこと

イメージ:稼働率が低い車両の配備見直しで効率アップ

4.導入後の成果
〜正確な到着予測による効率化と、稼働率の把握による車両の適切な配備ができた〜

Cariotを導入した結果、トラックの到着5分前に関係するドライバーやオペレーターが機材やフォークリフトの準備を開始できるようになり、積載時間が約30%も縮まりました。工場内で電話による呼び戻しも少なくなり、自発的に作業がしやすくなったと現場でも好評を得ています。
 さらに、車両の使用状況を調査した結果、あまり使われていない車両を頻繁に使用する必要がある場所に再配置することができました。これにより、車両不足の問題を解決することができました。今までは誰がいつ使うかわからず遠慮がちに利用されていた車を活用できるようになり、各現場での適切な車両配備数やなぜ車両が不足するのかを検討する判断材料になりました。

5.今後の展望
〜ルートの効率化や、よく行く訪問先のチェックに利用したい〜

現在は到着時間のみを通知していますが、よく行く訪問先を登録して到着時間の確認に使ったり、訪問ルートの確認ができれば更に業務が効率化できると考えています。とくに、私たちは頻繁に訪れるおよそ10〜20件の重要な顧客について、毎月の訪問回数や滞在時間を計測することで、より効率的な積載業務やオペレーションの見直しが可能だと考えています。まだまだ今の業務において車両のデータから発見できることが多くあると感じるので、今後の機能追加にも期待しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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