東京モーターショー2017参加レポート Cariot編集部目線でユニークサービスのご紹介
こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。
雨風が強い週末でしたが、東京モーターショーへ参加してきました。
”東京モーターショー”と聞くと、コンセプトカーや新型車が主役で、個人のカーオーナーが心を躍らせるイベントのイメージですが、「TOKYO CONNECTED LAB 2017」および「部品・機械器具/自動車関連サービス」のホールには、点検や物流・配送の仕組みや部品やアクセサリーなど、クルマをとりまく環境を支える仕組みやコンセプトが多数、展示されていました。
自動運転の先に見えてきた、「クルマがつながる」未来のモビリティ社会というのは 東京モーターショー2017のコンセプトですが、その実現にはクルマ本体のイノベーションだけでなく、法改正や関わり方の見直しも必要になると感じました。
今日のブログでは、安全運転を支える仕組み・サービスの中で、Cariot編集部の目線で気になった2つのサービスをご紹介したいと思います。
○通信型ドライブレコーダー活用事例
トヨタブースで、「通信型ドライブレコーダー活用事例」として、実際に東京都内で行われているタクシー500台に設置した実証実験の様子を紹介していました。
実験に参加しているタクシーのリアルタイムの状況(常時前方映像・CANデータ)が表示され、各車のドライブレコーダーから送られてきた映像が見られます。
<写真:通信型ドライブレコーダーリアルタイム画面>
渋滞や工事中による交通規制に遭遇している車両のカメラの視界が覗けるのはリアリティがあります。このドライブレコーダーの映像を利用し、将来は道路の車線単位での交通情報を提供する計画だそうです。
<写真:通信型ドライブレコーダー活用事例>
車線単位での動画による交通情報提供というのはリアリティがありますね。「渋滞の先頭は、どうなっているの?」や、「工事の車線減少の状況が知りたい」という場面は、ドライバーが日常的に遭遇する課題だと思います。
2018年春を目途に、トヨタが提供しているカーナビゲーションアプリ「TCスマホナビ」に、この機能が搭載される予定だそうです。楽しみですね。
○自動運転+オペレータのフォローによる安全運転指示
日産ブースではタブレットを利用して、自動運転をオペレータがアシストするデモが行われていました。
自動運転車の送信データをオペレーターが確認し、自動運転車では対処できない問題が発生するとオペレータがアシストするというものです。
例えば、迂回の指示は画面上を指でなぞって軌跡を描いて指示すると、ドライバーに伝えることができます。
<写真:オペレータによるマニュアル対応画面>
ドライブアシスト・自動運転技術技術は今後ますます発展していくでしょう。
自動運転車の方が安全とも言われていますが、「本当に機械やAIの指示に任せて良いのか?」という心配や議論はまだまだあると思います。
自動運転車技術も使うけれど、常にリモートでの見守りがあって人が指示をくれている、というハイブリッドなサービスに安心感がありますし、本格的な参入に向けて一歩ずつ近づいていける取り組みだと感じました。
以上、Cariot編集部の目線で気になった2つの魅力的なサービスでした!
いかがでしたか?
Cariot(キャリオット)でも、「クルマがつながる、シゴトが変わる」をコンセプトに、使える所は先端テクノロジーを駆使して、ときに人手を使って心地よいサービスを提供したいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもCariotは、より便利に使っていただくための機能の開発を進めてまいります。
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