手書きの運転日報を自動化して、作成と集計時間の業務効率化を目指す取り組み
豫洲短板産業株式会社様では自社で加工した製品を運搬するために、多数のお客様のもとへ毎日トラックを走らせます。ドライバーは乗車後に日報を作成し、管理者は集計確認に労力をかけていましたが、この業務をシステム活用によって効率化することを目指し、Cariotをご導入いただきました。
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1導入前の課題古いシステムでは車両の現在地に誤差があり正確な運行管理ができなくなってきた
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2導入の決め手Cariotなら運行管理にも運転日報にも活用できる
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3成果正確な現在地把握が可能に
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4今後の展望手書きの日報を自動化し、収集データを活用して更なる効率化を目指す
古いシステムでは車両の現在地に誤差があり正確な運行管理ができなくなってきた
ステンレス鋼材を製造・加工している豫洲短板産業株式会社様。自社で加工した製品を大阪市内や松山方面、関東に4トントラックを走らせ、日々お客様の元へ届けています。
10〜15年ほど前に運行管理システムを導入し活用してきましたが、最近は少し動きが遅いなと感じていました。例えばお客様からあとどれくらいで到着するか問い合わせの電話が来た際、システムで確認した車両の位置と、実際にドライバーに電話で確認した位置が大きくずれていることがあり、これでは正確な運行管理はできないなと思い始めていました。
また、お客様からの問い合わせは1日に5〜10件ほどあります。これにその都度ドライバーに電話確認をするのでは、システムを入れている意味がなく、手間に感じていました。
ドライバーは、大阪市内では1日に30件以上のお客様をまわります。長距離の場合は10件未満のこともありますが、その日の納品先や配送ルートでこれも毎日変わります。
ドライバーには終業時にその日の運転日報を記載して提出してもらっており、管理者側は収集して確認する作業があります。
これらの作業もどうにかして効率化できないかと思い、新たに運行管理システムを探し始めました。
Cariotなら運行管理にも運転日報にも活用できる
右: 営業業務部 物流課 主任 坂田 篤彦 様
Cariotのことは車両管理システムを探しに行った「関西物流展」で知りました。
デモ画面で、マップ上をスムーズに車両が動いている表示を拝見して、その後トライアルでも思ったとおりに、デモ画面と相違なく車両の位置情報が取得できたので、Cariotに決めました。他社の製品の情報収集もしましたが、価格面でも他社より安かったのもよかったです。
課題に感じていた運転日報の自動化も機能として備わっており、そちらも決め手となりました。
正確な現在地把握が可能に
Cariotを導入する際、ドライバーの皆さんには、日報を手で記入してもらったり入力する作業をラクにできますとお伝えしたので、大きな反発なくスタートできました。
スマートフォンの操作に慣れておらず少し苦手意識がある方もいますが、徐々に慣れていってもらっているところです。
今はまだデータを集計している段階なので、手書きの日報も並行して運用していますが、今後は出勤・退勤時間、走行距離、配送件数などのデータを自動的に取得して、作業を軽減していきたいと思います。
問い合わせ対応をしている管理者と事務員はDriveViewを日々確認していますが、このデータはとても正確で、ドライバーに電話確認した位置とマップでの表示位置に誤差がほとんどありません。こちらを活用して、問い合わせ対応の業務時間も削減できそうです。
手書きの日報を自動化し、収集データを活用して更なる効率化を目指す
まずは正確な現在地が把握できるようになった、日報のデータを収集しはじめたところなので、今後は本格的に手書きの日報を自動化していきたいと思います。それによってドライバーさんも作業を削減できますし、管理者側が集計して入力する手間も省けます。
収集したデータを活用して配送の便数が適正か、ドライバーごとに偏りがないかなども見極めて、更なる業務効率化をすすめていきたいです。