〜展示会レポート〜データで見る「名古屋 総務・人事・経理ワールド2019」

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こんにちは、Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

2019年2月13日から3日間、オフィス向けサービスに特化した展示会「総務・人事・経理ワールド 2019」が名古屋で初開催されました。
Cariotブースにも多くのお客様にご来場いただき、ありがとうございました。
今回は、ご来場いただいた方へのヒアリングから見えてきた、社用車・営業車をお持ちの企業様のお悩みや課題についてフォーカスし、レポートとしてお伝えします。

 

ヒアリングで判明!車両管理の課題

今回の展示会は、名古屋・ポートメッセなごやでの開催とあって、愛知県の企業が70%強と多く、岐阜、三重、静岡と合わせると実に90%弱という状況でした。東海地域を中心に多くの方にお越しいただきました。
現在、保有している車両タイプの比率は、購入が70%弱に対し、リースは30%弱でした。自社保有のクルマがリースの2倍以上と圧倒的に多いようです。中には自家用車を持ち込みしているというケースもありました。

導入車両システムで断トツに多いのは「ドライブレコーダー」で、実に60%超。車両管理のデジタル化が進みつつある昨今ですが、「車両管理システム」の導入は17%にとどまっています。
なにも導入していないケースも10%と、依然アナログ管理を行っている企業も少なくないようです。

解決したい課題として上位にあがったのが “データの可視化“でした。「リアルタイムで車両位置を把握したい」、「ドライバーの走行データを見える化したい」といったニーズが70%弱と断トツの結果となりました。
一方で、「事故削減」についても16%弱の企業が課題と捉えているようです。

現場の課題としては、「危険運転の監視・削減」「事故削減」の2項目で約35%を占める結果に。クルマを保有する企業にとっては、危険運転や事故といったリスクを減らすことが最も重要な課題となっているようです。
また、アナログの管理方法についても4人に1人以上が悩みとして抱えていることがわかりました。

 

課題解決の近道はデータの可視化?

ヒアリング結果から分かる通り、ひとえに車両を保持しているといっても、企業によって課題はさまざまなようです。また、注目したいのは「現状の課題」と「解決したい課題」の内訳は必ずしも一致しないという点です。
危険運転対策や事故削減(36.5%)」に多くの企業が課題感を持っていますが、まず解決したいのは“データの可視化(67.5%)”であるようです。
確かに、車両の走行位置や各記録を可視化できれば、そのデータを元に適切な車両管理が可能となります。それが結果として、危険運転や事故防止にも繋がることになるでしょう。現状の課題「管理方法のアナログ」が25%以上あったのも、きっとそのような背景ではないでしょうか。

また「導入車両システム」からも分かるように、現在83%の企業は車両管理システム未導入の状況です。多くの企業様はデータの可視化、脱アナログに目標を置いていると感じます。車両管理台帳やドライバーの報告書などによる紙ベースの管理の場合、どうしても情報整理や伝達に時間を要しているのが現状だと思います。

ちなみにCariotは3秒に1度デバイスからデータを送信するため、管理者はオフィスにいながらにしてリアルタイムで車両状況を確認することができます。
月毎・運転手毎の走行距離や危険運転の回数が順位付けでき、デバイスによっては燃料消費量もリアルタイムにデータ化されるなど、あらゆるデータの今が見えるようになります。
クルマのデータをインターネットに送り出すクラウドタイプなので、SDカードやUSBのように物理的にデータを運ぶ必要もありません。
まさに、リアルタイムでデータの可視化を実現させるコネクテッド・カー・システムといえるでしょう。

ビジネスの世界で日々、進んでいくIoT化。社用車を保有する企業の課題を解決するキーワードは“データの可視化”なのかもしれません。

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