【2022年最新版!】車両管理システムを徹底比較11選!無料で活用する方法やおすすめサービスを紹介

【チェックリスト付き】動態管理システムの選び方

「動態管理システム」の導入メリットをはじめ、自社の課題に最適なサービスの選び方やシステム選定のポイントについてご紹介しています。これからシステムの導入を検討されているご担当者様におすすめの資料です。

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※当記事は2022年8月23日に改定されています。

こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

社用車を頻繁に使用する業界では、社用車の動きや燃費情報などを上手く管理しなければ、より高いレベルでの業務の効率化を図ることができません。
しかし、旧来の方法でこれらのハイレベルな管理を行うのは困難です。
一方、現在多く登場している車両管理システムには業種との相性があり、最適なものを選ばなければ業務で有効活用できません。
今回は、そんな車両管理システムのおすすめ商品11選をご紹介します。

 

車両管理システムの選び方

おすすめの車両管理システム11選をご紹介する前に、車両管理システムの選び方をご紹介します。
これらの点を押さえた上で自社の業種に合ったものを探せば、業務の効率化を図る上で最適なものを見つけられるでしょう。

管理の目的で選ぶ

管理の目的を明確にするとおのずとそれに合った車両管理システムも明確になり、実際に導入するシステムの候補をある程度、絞ることができます。
車両管理システムを導入する目的としては以下のようなものが一例として挙げられます。

車両運用コストの削減

車両ごとの燃費や走行ルートなどを把握できれば車両運用にかかるコストを削減することができます。

<車両に関する情報の精度の向上>
車検日や保険の加入状況などの情報を入力して、一括管理できます。

<車両管理者の負担の軽減>
システムが情報をまとめてくれるので、車両管理を行う人の業務を簡素化できます。

<独自の機能や特徴で選ぶ>
現在では数多くの車両管理システムが登場しており、それぞれ独自の機能や特徴が搭載されるようになっています。
車両管理システムの機能をよく比較することで、おのずと自社の業務形態などに合ったものを見つけることができるでしょう。

<デバイスで選ぶ>
使用するデバイスからも車両管理システムを選ぶことができます。
多くの車両管理システムはパソコン管理となっていますが、最近ではスマホアプリやタブレットで管理できるものも増えています。
また、パソコンやスマートフォン以外の専用機器を必要とするものもあります。これらデバイスの違いによって生じる使いやすさなども、見極める必要があります。

 

車両管理システムのおすすめ11選を比較

続いては「車両管理システムのおすすめ11選」をご紹介します。
前述した「車両管理システムの選び方」を確認しながら、それぞれの商品のメリット・デメリットを比較し、業種や業務内容に合ったものを探してみてください。

クルマと企業をつなぐドライバー働き方改革クラウドCariot

公式サイト:https://www.cariot.jp/

<主な機能>

  • 運転日報や精算・請求・勤怠業務に活用できる「運転報告」機能
  • スマホからも簡単に記録・保存できる「アルコールチェック結果管理」機能
  • 急加速・急減速、急ハンドル、速度超過などを記録・通知する「危険運転検知」機能

上記以外にも、車両・ドライバー台帳や、車両予約機能、様々なデータを見やすく表示するレポート機能などが充実しており、車両管理者様、安全運転管理者様の業務負荷軽減につながります。

<特徴>

  • 1つのシステムでリアルタイム情報活用と管理業務のDXを実現できる
  • 車載デバイスを取り付ける、またはスマホアプリを起動するだけで、クルマのデータをかんたん、リアルタイムに取得・可視化・活用できる
  • 直近4年間で契約社数が7倍以上と、多くのお客様からご評価いただいている

シガーデバイス、ドライブレコーダータイプのデバイスの他、スマートフォンからダウンロードできるアプリでの利用も可能。目的に合わせて、選ぶことができます。
また、情報を管理すると同時に見やすく表示することもできるため、それを元にしたデータ分析も簡単に行うことができます。

<導入方法>
申し込み後パソコンにてセットアップを行ったのち、車両に車載デバイスを取り付けると利用が開始できます。

Smart Drive Fleet

公式サイト:https://smartdrive-fleet.jp/

<主な機能>

  • リアルタイムGPS管理
  • 走行距離・日報機能
  • 安全運転診断機能

「Smart Drive Fleet」ではGPSを利用したリアルタイムでの走行履歴の確認や、走行距離と紐づけた日報の作成が可能です。
また、運転の癖などを可視化し、ドライバーへ安全運転を促すこともできます。

<特徴>

  • コスト削減
  • スマートフォンで乗務記録を作成

走行履歴を分析することで運転上の無駄を減らし、燃料費などのコストを削減できます。
また、毎日の乗務記録をスマートフォンで簡単に作成することもできます。

<導入方法>
申し込み後、パソコンによるセッティングと車両への車載デバイスの取り付けを行うことで利用可能となります。
また、申し込み前に無料トライアルを利用するのもおすすめです。

Drive Boss

公式サイト:https://www.car.panasonic.co.jp/pce_top/#2ndPage

<主な機能>

  • 高精度なナビ機能
  • ノウハウの蓄積
  • 安全運転評価

「Drive Boss」は、パナソニックの高精度なナビ機能を搭載しており、目的地への最短距離や渋滞回避ルートなどを知らせてくれます。
また、走行データを収集すると同時に、それを元にしたドライバーの安全運転評価を行い、事故を未然に防ぐことができます。

<特徴>

  • 業務の効率化
  • コストの削減

ノウハウを蓄積することで業務の効率化へとつなげることができます。また、コスト削減を優先的に考えた走行ルートの指示などを行う機能も備わっています。

<導入方法>

PCソフト版、通信型クラウドサービス、SDカード型クラウドサービスの3種類があります。
詳細な導入方法はどの対応を選ぶかによって異なるため、メーカーへの問い合わせが必要です。

クラウドアイ

公式サイト:https://www.cloud-eye.jp/

<主な機能>

  • リアルタイムで運行状況を確認
  • 建設現場での利用も可能
  • 動画撮影も可能

こちらの「クラウドアイ」はリアルタイムで車両の運行を確認できるため、複数の車両の監視も可能です。
また、建設現場での車両の稼働状況の確認や、ドライブレコーダーのように運転時の動画を撮影することもできます。

<特徴>

  • 安全運転指導に活かせる
  • 除雪作業での利用事例もある

急ブレーキや急発進などの危険運転を記録できるため、そのデータを元に安全運転指導を行うことができます。
また、除雪作業現場での作業効率向上のために使用されているという珍しい導入事例もあり、汎用性の高さがうかがえます。

<導入方法>
ドライブレコーダーのような形をした車載デバイスを取り付け、セットアップを行うことで利用できます。

MIMAMORI

公式サイト:https://www.isuzu.co.jp/cv/cost/mimamori/index.html

<主な機能>

  • ISUZUが製造する高性能システム
  • 運行ルートの追跡
  • オプションが豊富

「MIMAMORI」はISUZUが製造・開発を行っており、有名メーカーならではの高品質な車両管理システムを活用することができます。
車両ごとの「運行ルート追跡機能」を活用すれば、業務の効率化を図ることができます。
また、オプションが豊富にあり、用途に応じたカスタマイズが可能であるという特長もあります。

<特徴>

  • エコドライブをサポート
  • 日報を代行作成

燃費の向上などを目指す「エコドライブ」をサポートする機能が備わっています。また、オプションとして走行データなどを元に日報を自動で作成する機能もあります。

<導入方法>
申し込み後、車載デバイスをメーカー側が取り付けてくれます。取付完了後に専用ページへログインすると利用開始となります。

いつもNAVI 動態管理サービス

公式サイト:http://www.zenrin-datacom.net/business/tracking

<主な機能>

  • スマホやタブレットで管理
  • ナビゲーションシステムを搭載
  • ドライバーごとのステータス管理

「いつもNAVI 動態管理サービス」は、スマートフォンやタブレットでアプリをダウンロードするだけで簡単に車両管理を行うことができます。
また、ナビゲーションシステムも搭載しており、目的地へのルート指示などを行う機能もあります。
ドライバーごとのステータス管理はリアルタイムで行うことができるようになっており、手の空いているドライバーなどをすぐに見つけられます。

<特徴>

  • 操作性が高い
  • 簡易版の利用も可能

こちらのシステムはスマートフォン・タブレット向けアプリのため、操作も非常に簡単です。
また、一部機能が省略された簡易版の利用が可能となっており、最低限必要な機能だけあればよいという方にもおすすめです。

<導入方法>
スマートフォン・タブレットからアプリをダウンロードするだけで、簡単に導入できます。その他に必要な専用機器はありません。

ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション

公式サイト:http://fleet.navitime.co.jp/

<主な機能>

  • 「NAVITIME」の車両管理システム
  • スマホアプリとPCで管理可能
  • GPSを活用した高性能ナビ

「ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション」は「NAVITIME」が開発しているため、GPSを活用した高性能ナビによる車両管理が可能です。
また、スマートフォンのアプリとPCを連動させた管理も可能です。

<特徴>

  • 正確な到着時間を表示
  • 運行管理業務の簡素化

NAVITIMEならではのナビ機能の正確性は大きなメリットとなっており、正確な到着時間などを知らせてくれます。
また、管理する側が利用する機能も充実しており、運行管理業務の簡素化が図ることができます。

<導入方法>
システムや専用機器が必要ないため、IDを発行すればすぐに利用できます。

KITARO

公式サイト:https://kitaro-sdp.com/

<主な機能>

  • 用途に応じた4種類のシステムを用意
  • Googleマップと連動したデータの記録
  • 車両の現状を可視化

こちらの「KITARO」は「アダプタ」、「デジタコ」、「ドラナビ」、「バイク」の4種類が用意されており、用途に合ったものを選ぶことができます。
また、Googleマップと連動した位置情報の管理や車両の現状を24時間把握するための機能も搭載されています。

<特徴>

  • 高い効率性・安全性を実現
  • 日報の簡単作成を搭載

走行状況や燃費に関するデータの収集により効率性・安全性共に高めることができます。
また、日報の簡単作成機能など、ドライバー側にとって有益な機能も搭載されています。

<導入方法>
KITAROの導入方法や専用機器の有無は、上述した4種類の内のどれを選択するかによって異なります。詳細は、メーカーへの問い合わせをおすすめします。

docoですcar

公式サイト:https://www.docomo-sys.co.jp/products/doco-car/

<主な機能>

  • NTT DOCOMO開発の高性能車両管理システム
  • 車両の位置・状態をリアルタイム管理
  • 輸配送の進捗管理も可能

「docoですcar」は、NTT DOCOMOが開発した高性能車両管理システムです。
車両の位置や状態管理だけでなく、輸配送業においては作業の進捗状況の管理なども行うことができます。

<特徴>

  • 安全運転支援
  • アルコールチェック

運転記録を元にドライバーに対して安全運転支援を行うことができます。
また、アルコールチェック機能が搭載されており、飲酒運転を防止することも可能です。

<導入方法>
基本的にスマホとPCがあればIDが発行され次第、導入が可能となりますが、ドライブレコーダーをつける場合は別途、設置作業が必要です。

くるまぷり

公式サイト:http://kurumappli.jp/

<主な機能>

  • 運転挙動分析
  • 事故などのトラブルへの対応
  • 車検証のQRコードを利用したデータ管理

「くるまぷり」では運転中の挙動を分析し、急ブレーキなどの危険な運転を記録できます。
また、事故などのトラブル発生時には管理者とドライバーが連動して対応できるよう、画面上に行うべきことが表示されます。
この他、車検証のQRコードを利用したデータ管理も可能です。

<特徴>

  • 車検切れ・点検忘れなどの防止
  • 事務作業の負担軽減

QRコードを利用したデータ管理機能を活用すれば、車検切れや点検忘れなどを防ぐことができます。
また、この機能により事務作業の負担を軽減することも可能です。

<導入方法>
スマートフォンとPCで管理するため、専用機器を用意することなく簡単に導入できます。

PASCO LocationService

公式サイト:hhttps://www.pasco.co.jp/

<主な機能>

  • 遅延・誤配の危険性にアラート通知
  • 発着時間の自動管理
  • 危機管理機能による2つの情報提供

PASCO LocationServiceでは、取得した車両のGPS情報から配送ポイントへの移動時間を自動計算します。GPS情報をもとに発着時間を自動管理するため、車両端末の操作が不要で、ドライバーに負担をかけず運行情報を記録できます。
この他、搭載された危機管理機能により「通行規制情報」「危険性予測情報」の2つが提供されます。

<特徴>

  • 交通・気象状況などをマップ上で確認可能
  • 柔軟な端末の選択肢

危機管理機能を活用すれば、交通・自然災害を含む気象などの状況がマップ上に表示され、運行の指示や判断を適切に実施するための助けとなります。またPASCO LocationServiceでは、利用端末に柔軟な選択肢が用意されています。スマートフォンほか、デジタルタコグラフ、M2Mの専用端末など、GPS情報を取得可能な端末から選ぶことが可能です。

<導入方法>
PASCO LocationServiceは、クラウドをベースにした動態管理サービスのため、専用端末を用意しなくても導入できます。機能についても、サービスの中から業務に必要なものだけを選び、契約することが可能です。配車管理システムも利用したい場合は、同社が提供する「LogiSTAR配車管理簿」も同時に導入することができます。
このほか、導入の詳細については、公式サイトからの問い合わせが必要です。

 

車両管理システム導入のメリット

車両管理システムにはさまざまなものがありますが、ほとんどのシステムには以下のメリットがあります。

<車両管理システム導入のメリット>

業務の効率化を図ることができる
ナビ機能やデータ管理機能を利用することで、作業効率を考えたルート指示などが行うことができるため、業務全体の効率化を図ることができます。

安全性を高めることができる
走行データを活かした安全運転指導などにより、業務全体の安全性を高めることができます。

ドライバーと管理者の連携がとりやすくなる
逐一、メールや電話をする必要がなく、ドライバーと管理者の連携をスムーズにとることができます。

 

4.まとめ

車両管理システムには、走行履歴の管理やナビ機能、日報などの作成機能などの基本的なものだけでなく、各々の商品独自の機能も数多く搭載されています。
それらをよく比較し、用途や目的に合った最適なものを探してみるとよいでしょう。
 
 
※本記事の情報、及び画像は、記事作成時点のものです。詳しくは最新の情報をご確認ください。
※2020.12.16 改訂
※2021.05.06 改訂
※2022.01.06 改訂
※2022.08.23 改訂

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