まもなくリリース!Cariotの新機能「配送計画機能」とは?

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こんにちは、Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

配送業務を行っている企業の担当者にとって、計画通りに配送できているかの把握が難しい・遅延が発生した時の対応に苦労している…などの悩みは深刻な問題です。
そういった悩みを解決するために、現在開発中のCariot新機能「配送計画機能」について、今回は読者の皆様にご紹介いたします!

【目次】
1.「配送計画」とは?
 1-1.限られた時間を効率よく使うために必要な「配送計画」
 1-2.効率的な配送ルートを決めるために必要なこと
2.効率的なルート配送を実現するために
 2-1.配送の現場を悩ませる課題
 2-2.効率化を実現するCariotの既存機能
3.Cariotの新機能「配送計画機能」とは
 3-1.新機能でできること
 3-2.Cariotの強みを生かした新機能

 

1.「配送計画」とは?

1-1.限られた時間を効率よく使うために必要な「配送計画」

「配送計画」とは、物流・配送センターから小売店や生産拠点に物を運ぶ際に、「どの車両がどの順番で、どのルートを回るか」についてまとめた計画表のことです。
販売物流や調達物流において、「配送計画」は荷物を受け取る側にとっても「いつ・何が届くか」を把握し、受け入れ態勢を整える上で非常に重要な情報です。

配送計画表作成のポイントは、下記の通りです。

  • 無駄や無理のないルート設定
  • 荷物の積み下ろし時間
  • 車両の積載量の最適化
  • 道路の渋滞予測、台風や豪雪など天候予測
  • 災害時の安全確保
  • ドライバーの稼働時間、熟練度

運行計画担当者や配車担当者は、上記の項目を考慮しながら、各車両の配送先・配送日時の割付・配送ルートの選定を行い、できるだけ短時間・短距離で効率よく配送できるように設計しなければなりません。

 

1-2.効率的な配送ルートを決めるために必要なこと

「効率的な配送ルート」といっても、運ぶものや業務によって考えるべきポイントは変わってきます。
例えば、複数の拠点から1箇所への配送の場合と、ひとつの拠点から複数箇所への配送では最適なルートの選択が異なります。また、配送先が増えればその分だけルートの選択肢も増加します。
この他にも、ドライバーと車両数を把握し適正な配置を行いつつ、季節要因などの変動要素を考慮しながら配送計画を作成しなければなりません。

さまざまな要素を考慮した上で綿密にルートを設計しても、顧客側からの急な変更への対応、道路の渋滞による遅延が生じるなど、すべての状況を完全にコントロールすることは難しい面もあります。

 

2.効率的なルート配送を実現するために

2-1.配送の現場を悩ませる課題

配送管理の現場において、次のような課題でお悩みのご担当者様は少なくありません。

  • 最適な配送ルートかどうか分からない
  • 現状分析に必要なデータがない
  • リアルタイムで配送状況の把握ができない
  • 道路の渋滞などによる遅延状況の把握が難しい

効率的な配送を実現するためには、まずは現在の状況を把握・分析する必要があります。
しかし、日々の運行計画業務に追われている担当者にとって、現状のデータを取りまとめ、分析するために限られた業務時間を割くのは非常に困難ということが現実です。

 

2-2.効率化を実現するCariotの既存機能

Cariotでは、上記のような課題を解決するために、車両の運行状況に関するデータを自動で取得・分析できる機能を提供しています。
その取得したデータを分析することで、これまで担当者の経験や勘・ドライバーの熟練度などの属人的な要素に左右されることが多かった配送計画作成の最適化に期待ができます。
さらに、Cariotは、設定された走行ルートにおける車両の位置情報をリアルタイムで取得する機能も提供しています。
この機能により、管理者は配送中の車両が「今どこを走っているのか」「あとどのくらいで目的地に到着できそうか」を即時に把握でき、遅延発生などの緊急事態にもスムーズに対応できます。

 

3.Cariotの新機能「配送計画機能」とは

3-1.新機能でできること

前述のとおり、Cariotでは効率的な配送を実現するための「走行情報の収集・分析機能」および「運行状況のリアルタイム可視化機能」を提供しています。
それらに加えて、ご利用企業様から「どんな順番で、いつまでに目的地へ到着すべきか」という「配送計画」もCariotで管理できるようになってほしい、という声が多くなってきました。

そこで、Cariotはお客様のご要望にお応えして、3月中を目処に「配送計画機能」をリリースします。


※画面は開発中のものにつき、実際の仕様とは異なる場合があります 

この新機能では、下記のことができるようになります。

  • 到着時間、出発時間の配送計画をルートごとに設定
  • 目的地への配送順序、到着と出発時間の登録
  • 到着時間、出発時間の実績と計画の比較
  • 配送計画に沿って「どこまで配送したか」の状況確認ができる
  • 一定時間の遅延が発生したとき、管理者に遅延アラートメールを配信

管理画面では、ルートごとに「現在の状況」がリアルタイムで表示され、あらかじめ作成した計画通りに運行できているか確認できます。
新機能と併せて、リアルタイムなドライバーの走行状況を共有できる「Drive Cast」を活用すれば、管理画面にアクセスできない関係者にも車両の位置情報を共有することも可能です。


※画面は開発中のものにつき、実際の仕様とは異なる場合があります 

これまでは、遅延発生時などに荷主や荷受け主から問い合わせを受けた場合、管理者はドライバーごとに電話をかけて状況を確認していました。本機能の活用によって、管理画面を見ながら遅れているドライバーや、その遅れで影響を受ける人たちに即時に対応できるようになります。
ドライバー側にとっても、電話対応に煩わされることなく 、運転に専念できるようになるため業務の効率化と負担の軽減が実現されるというメリットがあります。

 

3-2.Cariotの強みを活かした新機能

今回の新機能によって、Cariotの強みである「リアルタイム性」を活かし、「予定通り配送ができているか」が的確に把握できるようになります。
「配送計画の立案・計画・実績の把握」には、多くの時間が必要です。
Cariotを導入することで、これまでの工数を大幅に削減しながら業務の効率化を実現するだけでなく、刻々と変化する状況・状態や急な変更に対して柔軟な対応が可能になります。
これまでの課題や悩みを解決するための第一歩として、動態管理システムCariotのご導入を検討してみてはいかがでしょうか。
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもCariotは、より便利に使っていただくための機能の開発を進めてまいります。
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