Cariotの機能をご紹介します!第3回 物流編 〜「車両の現在位置を把握し、簡単に共有する方法は?」〜

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Cariotの仕組み、主な機能、料金パッケージなどが掲載された資料です。 Cariotをよく知らないという方は、まずこちらをご覧ください。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

前回は、「効率的な配送ルートを作りたい」「現在どこまで配送したか、遅延していないかを知りたい」というご要望にお応えし、効率的なルート作成のための機能と、配送計画と配送状況を把握するための機能についてご紹介しました。
連載第3回目の今回は、「車両が現在どこを走っているのかを把握したい」「車両の位置情報を配送先にも共有したい」という、主に車両のリアルタイムな位置情報に関する機能についてご紹介します。

【目次】
1.「車両の現在位置を把握するために、時間と手間がかかっている」
2.「車両の位置情報を、配送先などに簡単に知らせる方法がない」
3.「毎日運転日報を作成して集める手間を削減したい」

 

1.「車両の現在位置を把握するために、時間と手間がかかっている」

あらかじめ配送ルートを決めていても、急な目的地の追加や天候事情により、車両の現在地を把握することが必要になる場面というのは往々にして発生します。
そのようなとき、第2回でご紹介した「配送状況の把握の問題」と同様に、担当者がその都度、ドライバーに電話をかけて確認するのでは、双方に大変な負荷がかかり、何よりドライバーがすぐに電話に対応できるとは限りません。車両を止めたときに着信に気付き、折り返したころには、担当者が最初に連絡をした時点から随分時間が経過し、車両もかなりの距離を移動していることもあるでしょう。

そのような問題を解決するためには、Cariotの「エリア」機能の活用がおすすめです。この機能を使えば、管理画面上で車両のリアルタイムな位置情報だけではなく、到着予定時間も把握することができます。

車両位置情報は3秒に1度データを取得しているので、アイコンが示している車両の位置は、実際の車両位置をほぼ遅延なく反映しています(デバイスにより、位置情報の取得タイミングは異なります)。
また、「エリア」画面からは、地図上の住所を調べることもでき、「位置はわかるが、口頭で説明をすることが難しい」といった心配もありません。
この地図を見れば、ドライバーに直接連絡をする必要はなく、今どこを走っているのかが一目でわかり、画面の左上に表示される「車両一覧」を見ることで各車両が次の目的地に到着する予定時刻を把握することも可能です。

また、地図上の目的地のピンの周りに、薄い紫色の円が表示されています。この円の形や大きさは、Cariotの「ルート」機能で任意に指定することができ、この範囲に車両が「もうすぐ到着/進入/退出」した際に、管理者にメール通知が行われるよう設定をしておけば、荷物の受け渡しなども効率的に行うことができます。

 

2.「車両の位置情報を、配送先などに簡単に知らせる方法がない」

車両の位置情報を担当者以外にもわかるようにしたい、配送先にも簡単に知らせる方法が欲しいというご相談も、よくお寄せいただきます。
そのような時は、Cariotの「DriveCast」機能が便利です。

※右上の共有アイコンをクリックすると、現在表示されている車両位置情報の共有用URLを取得できます(URLを発行、取得する方法は他にもあります)。

関係者間で車両の位置情報を共有する場合は、共有用のURLをお知らせしたい相手にメールやSNSで連絡しておけば、PCだけでなく、スマートフォンやタブレットからも確認することが可能です(例えば、資材の到着を待っている工事現場や、配送を待っている着荷主にお知らせしたり、ドライバー同士で位置情報を確認した上で目的地に近いドライバーがそこへ向かう、などさまざまな使い方が実際に行われています)。
また管理者は、車両ごとにURLを発行することや、閲覧パスワードの設定、配信開始・配信終了日時の設定、営業時間内だけ配信するような設定も可能なため、必要な情報を必要な相手にだけ共有することができます。
これにより、配送先などからの問い合わせ回数を減らし、担当者・ドライバーの負荷を軽減させることができるようになります。

すでにCariotを導入されている企業様では、執務室に大きなモニターを設置し、画面にDriveCastを映し、誰でもすぐに車両の位置情報がわかるように工夫されていることが多いようです。

導入事例

 

3.「毎日運転日報を作成して集める手間を削減したい」

運転日報の作成に時間がかかるのでなんとかしたい、というご相談もよくお受けします。
過去のCariotブログでも取り上げましたが、そもそも運転日報とは、業務で自動車を使用した際の記録を記載するもので、配送車・営業車などを保有している企業が作成すべき書類です。これは、貨物自動車運送事業輸送安全規則で「事業者の義務」として定められていますので、必ず作成し保管しましょう。

過去記事:「はじめよう!車両管理 第3回~運転日報の役割とは?日報の書き方と活用法~

日報には、次の内容を記載する必要があります。

  • 運転者名
  • 運転の開始及び終了の日時
  • 運転した距離
  • その他自動車の運転の状況を把握するため必要な事項

目的地が1箇所ならまだしも、複数の目的地があるルート配送や、営業活動の際、これらを全て記載した日報を毎日作成するのはとても時間がかかります。
Cariotでは、管理画面の「ドライバー」の項目から、任意のドライバーを選ぶことで、日報や月報をPDFで出力することが可能です。

※日報の一例です。

ドライバーが毎日このような日報を手書きやエクセルで作成し、それを担当者が集めている企業様は多いのではないでしょうか?
この機能を使えば、日報は自動的に作成され、担当者の手間も大幅に軽減できます。

いかがでしたでしょうか?
Cariotはこうして「待つ人」、「乗る人」、「見守る人」をなめらかにつなぎ、輸配送業務における問題をすぐに検知し、物流に関わる皆様の業務効率化のお手伝いをします。
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Cariotは、お客様からのご意見・ご要望を取り入れながら、より便利にお使いいただくための機能の開発を進めてまいります。
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