プロダクトマネージャーが語る、Cariotの原点とミッション
こんにちは、Cariotプロダクトマネージャーの篠原 翔です。
Cariotブログ編集部からのリクエストを受けて、プロダクトマネージャーとしてCariotブログで記事を執筆することになりました。
今後、Cariotのプロダクトマネージャーとして日々考えていることやCariotのプロダクトについて幅広く発信していきますので、よろしくお願いします。
記念すべき第1回となる今回は、Cariotのミッション・ビジョンについてご紹介しつつ、あらためて「Cariotとは」について、プロダクトマネージャーの視点からお話しさせていただきます。
【目次】
1.自己紹介
2.プロダクトマネージャーが考える、Cariotの原点とミッション
1.自己紹介
まずは私自身について自己紹介をさせていただきます。
兵庫県神戸市出身で、大学まではずっと関西で育ってきました。
大学では知識工学という知的なコンピュータシステムの実現について専攻していました。知識工学というとどういった学問か想像しにくいかもしれないですが、今でいう“AIの基礎部分”と言ってもいいかもしれません。車の自動運転などでも使われている画像解析の基礎や音声の入出力、取り込んだ入力を状況・環境に合わせて最適化するためのアルゴリズムなど、多岐にわたる研究をしていました。
大学卒業後、就職とともに上京し、ソニーグループのBPR・システムインテグレーションを提供する会社に入社しました。
その会社で最後に参画した新規事業立ち上げの支援の中で新しいものをつくり上げていくワクワク感や緊張感に触れ、より刺激的な環境にチャレンジしたいと思ったことがきっかけでフレクトに転職しました。
フレクトに入社してからは、クラウドシステムの開発プロジェクトやAI画像診断を用いた業務支援アプリの開発プロジェクトに携わりました。
直近ですと、新規事業サービスの立ち上げの開発提案やGROOVE X株式会社の提供する家族型ロボット「LOVOT[らぼっと]」のクラウド側の開発支援に参画していました。
2.プロダクトマネージャーが考える、Cariotの原点とミッション
2019年の4月からクラウドインテグレーション事業からCariot事業へ異動し、Cariotモバイルアプリや配送計画、走行データ分析、ルート最適化機能に携わってきました。
プロダクトマネージャーというとどんな業務をしているかイメージしにくいと思いますが、一言でお伝えするとCariotというサービス・プロダクトの責任者になります。お客様が困っていることは何かを調査し、どんな解決策があり、その解決策をどうCariotに反映するかを考えています。
プロダクトマネージャーとして新機能の追加や既存機能の改修を行うか否かの判断をする際には、常にCariotのミッションとビジョンに立ち返って考えています。
ミッションとはCariotの基礎的な部分で変わらず揺るぎないもの、ビジョンとはCariotが“いま”向かっている方向を表しています。
<Cariotのミッション>
“クルマがつながる、シゴトが変わる”
クルマと関わるすべての人をつなげて、その結びつきをなめらかに、心地よく変革し、安心と満足を提供します。
<Cariotのビジョン>
“ムダな時間”を“価値ある時間”に
人とモノの移動に関する業務の最適化を支援するクラウドサービス
Cariotがこのようなミッションを掲げる理由のひとつに、Cariotのサービスが始まるきっかけになった案件が原点にあります。
その案件とは、とあるイベントで利用されているシャトルバスをイベントの参加者にリアルタイムでナビゲーションするというものでした。
シャトルバスの位置をリアルタイムで知ることで、バスの待ち時間という無駄な時間をなくすことができました。リアルタイムに状況が把握できることは安心感に繋がり、それによって成立するコミュニケーションもあります。
それはLINEの「既読」の機能に似ているかもしれません。リアルタイムで「既読」という状況がわかることで、相手がちゃんとメッセージを見てくれていることがわかり、「既読」がつかなければ携帯が開けない状況だと察することもできます。
クルマも同様で、リアルタイムに状況を把握できることで、今どこを走っているということだけではなく、この道路をこの速度で走っているということは渋滞に巻き込まれているのかなと察することができるようになります。
このような体験は、リアルタイムになめらかにつながることで得られる価値となります。Cariotはそのような体験価値を大切にし、その結果として「心地よく変革し、安心と満足を提供」につなげていくという想いから、「クルマと関わるすべての人をつなげて、その結びつきをなめらかに、心地よく変革し、安心と満足を提供します。」をミッションに掲げています。
今回はCariotの原点とCariotのミッションについてお伝えさせていただきました。
評判次第ではありますが、次回はCariotのビジョンや企画した機能についてのお話をしようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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