8月の機能アップデート〜拠点内の滞在車両数が確認できるようになりました!〜
車両用途別Cariot事例集
数ある導入事例の中から、車両用途別の活用シーン(配送、収集・運搬、営業・サービス)ごとに数社様をピックアップし、導入前の課題と導入後の成果を掲載しています。導入をご検討される際の参考にぜひご覧ください。
無料でダウンロードこんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。
Cariotは、お客様からいただいたご意見・ご要望をもとに、より便利で使いやすい機能のご提供ができるよう日々、機能の開発・アップデートを行なっています。
今回は2020年8月にリリースしたアップデート情報と、近日リリース予定の新機能についてご紹介します。
【目次】
1.「配送計画機能」のレポート出力に対応
2.「エリアマップ」で拠点内の車両数の把握が可能に
3.まもなくリリース!「ルート最適化機能」が複数走行に対応
1.「配送計画機能」のレポート出力に対応
「2020年7月の機能アップデート」でもお伝えしましたが、「配送計画機能」に新たに追加された「予実レポート出力機能」が正式にリリースされました。
これまで「配送計画機能」で予実管理をする際は、配送計画ごとでしか確認できませんでしたが、今回リリースした「予実レポート出力機能」を利用することで、登録した配送計画と実際の走行データから計画と実績をまとめて比較できるCSVデータの出力ができるようになりました。
本機能は、遅延が発生しやすい箇所の洗い出し、日別・月別・曜日別での実績の比較、配送計画の予実分析・報告にご活用いただけます。
さらに便利にお使いいただけるようになった「配送計画機能」を、ぜひご活用ください。
※「配送計画機能」の基本機能、「予実レポート出力機能」の詳細は、過去のCariotブログでもご紹介しています。こちらの記事も併せてご覧ください。
2.「エリアマップ」で拠点内の車両数の把握が可能に
Cariotの「エリアマップ」は、リアルタイムで更新される車の位置情報から「車は今、どこにいるのか」を地図上で確認できる機能です。
本機能を利用することで、車両の現在地や目的地への到着予定時間などをリアルタイムで把握でき、配送先や訪問先から到着時間の問い合わせがあった場合でもドライバーに現在地を確認する必要がなくなります。
今回のアップデートで、Cariotの「エリアマップ」画面から、あらかじめ設定された拠点内に“現在滞在している”、もしくは“過去のある時点に滞在していた”、車両数が確認できるようになりました。
<新機能の特徴>
- 拠点内の滞在車両の台数情報は5分間隔で取得・更新(自動更新のON・OFFの設定が可能)
- 拠点名やルートで表示の絞り込みが可能
- 拠点内の車両台数のしきい値が設定可能※
- 過去に拠点内に滞在していた車両数情報をCSVで出力可能
※拠点内の車両台数のしきい値を設定することで、車両数が一定数を越えた拠点を強調表示することができます。
本機能は、「特定エリア内に存在する/存在した車両数を可視化したい」「特定箇所に車両が滞留していないかどうかを可視化したい」といったお客様の声を実現するため、開発しました。
本機能は以下のようなシーンに活用いただけます。
- 安全管理上滞留してはいけない場所に車両が留まっていないかを把握し、改善に取り組みたい
- 特定の時間帯や特定の拠点に滞留が多い場合、荷待ちなどの待機時間が発生していないかの原因特定をしたい
- 時間帯、拠点毎で車両の稼働状況を把握し、車両数を適正化したい
業務効率化を実現するためには、業務内の「ボトルネック」を洗い出すことが重要です。
より使いやすくなった本機能をご利用いただき、具体的な施策の立案・実行にお役立てください。
※「エリア機能」については、過去のCariotブログでもご紹介しています。こちらの記事もご覧ください。
https://www.cariot.jp/blog/2020/05/12/cariot_function03
3.まもなくリリース!「ルート最適化機能」が複数走行に対応
「ルート最適化機能」とは、Cariotが自動で取得した実際の走行ルートと、AIが短時間で計算・提示する最適化ルートを比較することで、より効率のよいルート設計をサポートする機能です。
ルート設計は、ドライバー各自の経験やノウハウに頼りがちですが、本機能を活用することで、ベテランドライバーと経験の浅いドライバーとの間に生じていた生産性のバラツキを是正し、配送効率・利益率の向上を実現します。
現在の「ルート最適化機能」では、ひとつの走行実績に対しての最適化ルートしか算出されませんが、現在、開発中の新機能では、複数の走行実績に対しての最適化ルートを確認できるようになります。
※画面イメージは開発中のため、実際の仕様とは異なる場合があります。
複数走行のルート最適化は、以下のようなシーンで活用いただけます。
- 1日で回るべき配送先・訪問先への最適な走行ルートをシミュレーションしたい
- 配送回数・訪問件数最大化など、目標達成のために最適なルートを確認し分析したい
- エリア内での重複走行を排除した最適ルートを検討したい
- 配送回数・訪問件数最大化のボトルネックになっている拠点を特定したい
複数ルート最適化機能は、近日リリースを目指して鋭意開発中です。より便利に使いやすくなる「ルート最適化機能」にどうぞご期待ください!
※「ルート最適化機能」の詳細は、過去のCariotブログをご覧ください。
Cariotでは、今後も新機能の開発・既存機能のアップデートを予定しています。さらに便利に使いやすい機能のリリースをお待ちください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Cariotは、お客様からのご意見・ご要望を取り入れながら、より便利にお使いいただくための機能の開発を進めてまいります。
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※本記事の情報、及び画像は、記事作成時点のものです。詳しくは最新の情報をご確認ください。