9月の機能アップデート〜DriveCastで確認したい車両が絞り込めるように〜

車両用途別Cariot事例集

数ある導入事例の中から、車両用途別の活用シーン(配送、収集・運搬、営業・サービス)ごとに数社様をピックアップし、導入前の課題と導入後の成果を掲載しています。導入をご検討される際の参考にぜひご覧ください。​​

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

モビリティ業務最適化クラウドCariotでは、お客様にさらに便利にお使いいただけるよう日々、新機能の開発や改善を行っています。

今回は、2021年9月の機能アップデート情報についてお伝えします。

 

1.DriveCastがアップデート!新機能「DriveCast Search」をリリースしました

「DriveCast」とは、各車両のリアルタイム位置情報・目的地への到着予測時間を地図上で確認・検索できる機能です。
本機能で発行されるURLを社外の関係者に送信することで、車両の位置情報が共有できます。発行されたURLは、Cariotの管理者ライセンスがない外部の関係者もアクセス可能です。
社外を含めた関係者間で車両・業務ステータス情報にアクセスできると、取引先などとの連絡・調整のための電話をかける必要がなくなり、作業負担を軽減し生産性向上・業務効率化が実現します。
また、荷主や顧客からの問い合わせ対応を迅速に行えるようになることで、サービス向上にもつながります。

今回の機能アップデートでは、この「DriveCast」に新機能「DriveCast Search」を追加しました。
「DriveCast Search」とは、現在位置や到着予測時間を表示するための車両や貨物を、検索キーワードに応じて自動で切り替え、地図上で表示・確認できる機能です。
従来の「DriveCast」では、共有したい車両をあらかじめ決めてURLを発行する必要がありましたが、「DriveCast Search」では、その必要がなく、状況に合わせたリアルタイム情報を1つのURLで共有することができるようになります。

1-1.「DriveCast Search」開発の経緯

「DriveCast」は、さまざまな業種のお客様にご利用いただく中で活用方法が多様化しており、その中で課題も生じていました。
これらの課題を解消し、お客様により便利にお使いいただくために開発された機能が「DriveCast Search」です。

■従来のDriveCastでの課題/解決策

Case1:稼働台数が多い場合の運用負荷への対応
従来の「DriveCast」では、各車両の位置情報を外部の関係者に共有する場合、複数の車両それぞれに異なるURLを発行しなければならず、稼働する車両台数が多い場合はURL管理にかかる運用負荷が大きくなっていました。

「DriveCast Search」では、車両番号など任意の条件で地図上に表示する車両を絞り込めるので、複数の車両の位置情報をひとつのURLに集約して運用することができるようになりました。

Case2:特定の車両・貨物情報検索への対応
特定の荷物の到着時間や現在地のお問い合わせがあった場合、どの車両が何の荷物を運んでいるかを把握していなければ、「DriveCast」で発行したどのURLを共有すべきかの判断ができません。

「DriveCast Search」を利用すれば、送り状番号/注文番号を問い合わせ番号として利用することで、特定の荷物を運んでいる車両だけを地図上に表示することができます。

Case3:車両ごとの固定URL発行では対応が難しいケースの改善
従来のDriveCastで発行したURLは、車両単位で位置情報が共有されます。共同配送などで一台の車両で複数の顧客の荷物を運んでいる場合、従来の「DriveCast」のURLでは顧客別での位置情報の共有ができないという課題がありました。

「DriveCast Search」では、顧客固有の取引先番号などで検索すると表示する情報を絞り込めるため、条件に該当する顧客の情報だけを表示することができます。

上記の他にも、

  • 貨物の中継が発生するケースでもひとつのURLで追跡が可能
  • 取引先など外部に発行するURLは、一取引先につきひとつのURLで運用できる

など、従来の「DriveCast」よりも情報の確認や共有にかかる運用工数を削減できるようになります。
利便性がさらに向上した本機能を、ぜひご利用ください。

1-2.「DriveCast Search」ご利用の流れ

「DriveCast Search」は、以下の手順に沿って設定することでご利用いただけます。

<DriveCast Searchご利用の流れ>

  • Step1:発行されたDriveCastのURLをクリック※
  • Step2:検索キーワードを入力する画面が表示される
  • Step3:注文番号や送り状番号など検索キーワードを入力
  • Step4:該当する車両だけが地図上で表示される

※閲覧パスワードを設定している場合は、URLクリック時にパスワードの入力が求められます。

<検索キーワードの設定方法>
DriveCastのURLを発行する際に、絞り込みキーワード条件を設定する
<検索キーワードとして設定できる条件>

  • 取引先名
  • デバイスのID
  • 車両名
  • 車両の乗務定員
  • ドライバー名
  • 車両ごとに設定できる「DriveCastタグ(※)」

など

※DriveCastタグとは?
各車両に任意で設定できる検索キーワードを指します。タグは「問い合わせ番号」、「送り状番号」、「注文番号」などを自由に設定できます。


 

2.エリア機能をアップデート!「到着時間の確認機能」が正式リリース

2021年7月の機能アップデートでもお伝えしましたが、「エリア機能」をアップデートし「到着時間の確認機能」が追加されました。

これまでの「エリア機能」でも、目的地への到着予測時間は表示されていました。しかし、画面上に表示される目的地への到着予測時間は、あらかじめ「ルート機能」で設定した予測時間であり、当日の急配依頼や予定外の訪問先への到着時刻の予測・ルート検索には対応していませんでした。

今回のアップデートでは、当初の計画にない訪問先へ向かう場合でも、現在地から目的地までのルート・到着予測時間を「エリア機能」内で検索・表示できます。

<追加された新機能>

  • 複数のルート検索結果が表示される
  • それぞれの走行ルートおよび到着予想時間をエリアマップで確認できる
  • お客様からの急配依頼に対し、管理画面上でルート検索・到着時間を素早く表示できる

さらに利便性が向上した本機能を、ぜひご活用ください。
 

3.デバイスラインアップに新ドライブレコーダー追加

ドライブレコーダー「Streamax C6D AI」が、車載デバイスラインアップに追加されました。
本ドライブレコーダーは、速度超過、急加速・急減速・急ハンドルなどの危険運転が発生した際に、音声と画面表示で警告する機能を搭載しており、事故リスクの軽減に寄与する通信型ドライブレコーダーです。

車両の走行情報は、LTE回線網を通じCariotのサーバーに連携されます。事故や危険運転時の鮮明な動画の自動送信機能の他、3秒に1回取得する車両のリアルタイム位置情報のデータを地図上で確認できます。

正確な現場の状況確認・走行記録をもとにした業務効率化の他、ドライバーの安全運転指導や安全運転向上にお役立てください。

<ドライブレコーダー「Streamax C6D AI」の特長>

  • マルチGNSS(GPS、みちびき、BeiDou)対応で自立航法をサポート
  • フロントカメラは1080P高画質の録画が可能
  • 標準でインカメラ付属
  • SDカードフォーマットフリーをサポート
  • 車両からの結線タイプ給電

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後も、モビリティ業務最適化クラウドCariotは、お客様の業務改善・生産性向上に役立つ機能の開発・改善を行ってまいります。
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