3月の機能アップデート〜アルコールチェック義務化に対応するCariotの新機能をリリース〜
こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。
モビリティ業務最適化クラウドCariotでは、お客様がより便利に快適にお使いいただけるよう日々、機能のアップデートや改善を行なっています。
今回は、2022年3月の機能アップデート情報をお伝えします。
1.アルコールチェックの義務化が施行されました
従来から、安全運転管理者には「運転前にドライバーが飲酒により正常な運転ができないおそれがないかを確認すること」が義務付けられていました。しかし、運転中や運転後の確認・記録には明確な規定はなく、確認方法についても具体的な手順等は定められていませんでした。
飲酒運転根絶の取り組み強化策として、改正道路交通法施行規則が施行され、2022年4月と10月の2回に分けて順次、施行されます。これに伴い、安全運転管理者には下記の業務が義務化されます。
- 運転前後の運転者の状態を目視などで確認することにより、運転者の酒気帯びの有無を確認すること
- 酒気帯びの有無について記録し、1年間保存すること
- 運転者の酒気帯びの有無の確認を、アルコール検知器を用いて行うこと
- アルコール検知器を常時有効に保持すること
※「常時有効に保持」とは、アルコール検知器が正常に作動し、故障がない状態を保持すること
(引用:警察庁「道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令等の施行に伴う安全運転管理者業務の拡充について(通達)」
画像:警察庁「道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令等の施行に伴う安全運転管理者業務の拡充について(通達)」
アルコールチェック義務化の詳細は、過去のCariotブログでもご紹介しています。こちらもご覧ください。
2.Cariotが行うアルコールチェックの義務化への対応
モビリティ業務最適化クラウドCariotは、アルコールチェック義務化への対応として、下記の機能をリリースしました。
- 「アルコールチェック結果管理」機能
- 「アルコール検知器メンテナンス管理」機能
- 「アルコール検知器との連携を含むリモート点呼サービス連携」機能
アルコールチェック機能を含むCariotの機能は、製品パンフレットでもご紹介しています。こちらもぜひ、ご覧ください。
2-1.「アルコールチェック結果管理」機能
安全運転管理者または、副安全管理者や安全運転管理業務を補助する立場の方が酒気帯びの有無を確認し、結果を手動で入力・保存できる機能です。
入力した情報はクラウド上に保存されるので、Cariot上でいつでも確認することができます。また、記録は1年間保存されます。
本機能をご利用いただくことで、書類整理の手間削減、書類作成効率の向上といったメリットを得ることができます。
2-2.「アルコール検知器メンテナンス管理」機能
管理者が、アルコール検知器のメンテナンス情報をCariot上に登録することで、アルコール検知器が正常に作動しているか、故障がない状態が維持されているかの支援を行う機能です。
週次・年次で機器がメンテナンスされているかの記録をいつでも確認することができます。メンテナンスがされていない場合は、事前にアラート設定を行うことで管理者にメンテナンスを促します。
2-3.「アルコール検知器との連携を含むリモート点呼サービス連携」機能(開発検討中)
既存のアルコール検知機能を含むリモート点呼サービスと連携することで、遠隔型・対面拠点型のどちらにも対応しながら、結果をCariot上の情報と結びつけて確認・管理することを想定しています。
なお、本機能は検討中のため計画が変更される可能性があります。ご了承ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからもCariotは、より便利に使っていただくための機能の開発を進めてまいります。
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