【Cariot活用事例】東京の本社で地方支社の車両一括管理に成功した事例

リアルタイム情報を活用した急な配送・訪問依頼への対応ノウハウ

予定外の配送・訪問依頼に対応するには、車両やスタッフの現在位置や業務状況を把握する必要があります。リアルタイム位置情報・稼働状況を把握し、急な依頼に即時に対応するためのCariot活用術をご紹介します。

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こんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。

今回はオフィス施工・監理、オフィス内装工事を手掛けるN社様のCariot活用事例をご紹介します。
N社は、オフィス施工・監理、オフィス内装工事とフロアシステム全般を手掛ける会社です。東京の本社の他に地方に14の支社があり、各支社には2〜5台の営業車両が配備されており、営業活動に利用されています。Cariotの導入前までは、地方支社の車両に事故や故障などのトラブルが起こると、報告を受けるだけで再発防止や注意を促すなどの打ち手を打てずにいました。車両がどのように活用されているかの実態も不明だったので、適切な配置転換・整備費用の見積もりができていませんでした。
Cariotの導入により利用状況・稼働率の把握と適切な車両配置を行い、東京の本社で地方支社の車両一括管理に成功した事例をみていきましょう。

<事例概要>
業種: オフィス施工
車両用途: 営業
課題: 利用状況・稼働率の把握

 

1.Cariot導入の経緯
〜地方支社の車両活用状況が見えずに困っていた〜

オフィス施工・監理、オフィス内装工事とフロアシステム全般を手掛けるN社は、東京の本社の他に地方に14の支社があり、各支社には2〜5台の営業車両が配備されています。翌年の予算を確定するシーズンになると、車両の配備が適切であるかの議論が起こり、頭を悩ませていました。また、支社ごとに車両予約の運用にばらつきがありました。それまで運用の統一はしていなかったのですが、特定の地域だけ事故や故障が多発し、その報告を受けるだけで再発防止や注意を促すなどの打ち手を打てずにいました。事故時のフォーマットを統一しようという話を進めていたところ、役員から「全国の車両を一元管理するシステムを入れてはどうか?」という案が出て、Cariotのパンフレットを紹介されました。日報も自動で記録できるし、走行の軌跡や走行時間も自動で取得できるので、誰がいつどのような運転ができるかの証跡がとれて、車両活用状況を見るのに良いツールだと思い、詳しい説明を受けることにしました。

図:誰がどのように走行したかひと目でわかります

2.Cariotに決めた理由
〜車両予約機能と、車両稼働率を集計できる機能が決め手に〜

Cariotを選んだ決め手は、車両予約機能と、車両稼働率を集計できる機能が備わっていたことでした。これまで地方支社は車両予約の仕方が拠点ごとにバラバラで、多くは備え付けの紙や事務所のホワイトボードに記録する運用でした。しかし、予定通りの時間に返却されなかったり、利用中のはずなのに乗車されていなかったりと予定と実態が違うために乗りたい人にうまく回せないなどの不都合が生じていました。Cariotに統一できれば乗車しているかの実態はひと目でわかりますし、データはレポートで一括集計し、本社で分析できるようになります。

図:運行予定と実績がひと目でわかります

図:稼働率の確認画面

3.導入時の課題と実現したいこと
〜地方支社の車両利用状況・稼働率を把握したい〜

N社が導入時に課題と感じていたことは以下の3点です。

<課題>

  1. 地方支社の車両活用状況の実態がわからない
  2. 地方支社で車両予約の仕組みを統一したい
  3. 最適な車両配備を行い、無駄な車両をなくしたい

N社は、東京の本社の他に地方に14の支社があり、各支社には2〜5台の営業車両が配備されています。地方支社の車両活用状況の実態がわからないため、地方から本社に車両関係の予算の申請が上がってきても適切かどうかわからないという課題がありました。また、支社ごとに車両予約の運用にばらつきがあり、運用の統一ができていないことも、本社では一律な判断ができないという原因のひとつになっていました。さらに、利用率にばらつきがあるため、車両の使用状況を調査すれば使われていない車両を頻繁に使用する支社に割り当てて効率的な配車ができるであろうこともわかってきました。
その結果、実現したいことは以下の3点になりました。

<実現したいこと>

  1. 地方支社の車両活用状況を東京本社にリアルタイムで共有すること
  2. 車両予約機能を導入すること
  3. 稼働率が低い車両の配備見直しを行うこと

4.導入後の成果
〜車両の利用状況がわかり、車両の最適な配備や改善プランを提示できるようになった〜

Cariotを導入した結果、支社で車両予約の仕組みを一元管理することができました。最初は2つの支社にCariotを導入して予約の手本を見せると、残りの12の支社でもスムーズな導入が行えました。
車両の使用実態がわかるようになった結果、あまり使われていない車両を頻繁に使用する必要がある場所に再配置できる余地が見つかり、効率的な配車を実現することができました。今までは誰がいつ使うかわからず遠慮がちに利用されていた車両を活用できるようになり、各現場での適切な車両配備数やなぜ車両が不足するのかを事前に予測することもできるようになりました。現場では、予定の時刻に車が戻ってこなかったら誰がどこで使っているかをすぐに確認できるようになったことが好評でした。いつ戻るかわからないストレスから開放されたと好評です。

5.今後の展望
〜スマホアプリとアルコールチェックでの利用促進〜

車両で移動しない社員もいるので、訪問記録のためにCariotのスマホアプリの導入を検討しています。車両にCariotがついているとどこに訪問したかも自動で記録されるのが好評だったので、車両に乗らない場合でも記録が取得できると業務効率化につながると考えました。
また、アルコール検知器によるチェックが義務化してから、チェック結果の記録もCariotで行いたいと考えています。現在の地方支社では、紙による運用のままです。アルコールチェックが記録できるライセンスの提案を受けているのでその導入と安全な運転環境を実現し、会社全体の安全を確保しながら、アルコールチェック管理を簡単にしたいと考えています。

イメージ:スマホでいつでもアルコールチェックの入力がしたいと考えています

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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