【清掃・家事代行サービスの活用事例】ドライバーの安全運転・到着の見守りに成功した事例
リアルタイム情報を活用した急な配送・訪問依頼への対応ノウハウ
予定外の配送・訪問依頼に対応するには、車両やスタッフの現在位置や業務状況を把握する必要があります。リアルタイム位置情報・稼働状況を把握し、急な依頼に即時に対応するためのCariot活用術をご紹介します。
無料でダウンロードこんにちは。Cariot(キャリオット)ブログ編集部です。
今回は清掃・家事代行サービスのO社様のCariot活用事例をご紹介します。
O社は、清掃・家事代行サービス全般を行う会社です。室内の清掃や掃除・炊事などの室内家事に加えて、樹木や庭の手入れなど室外の清掃も手掛けています。スタッフは清掃用具やガーデニング用具を積み込んだ軽自動車で一般家庭に訪問します。その際に、駐車禁止の場所に車を停めてしまうことや、住宅街で迷って到着が遅れた場合に「いつ着くか?どこにいるか?」の問い合わせが発生することが課題となっていました。
Cariotの導入によりドライバーの安全運転・到着の見守りに成功した事例をみていきましょう。
業種: 清掃・家事代行サービス
車両用途: フィールドサービス
課題: 安全運転・問い合わせ削減
1.Cariot導入の経緯
〜スタッフの訪問時に駐車トラブルや事故が発生していた〜
清掃・家事代行サービス全般を手掛けるO社は、スタッフの訪問の手段に軽自動車を活用していました。1人のスタッフは1日に5-10件程度の家庭に訪問しますが、清掃用具やガーデニング用具を積む必要があり、道が入り組んでいる住宅街でも小回りが効くためです。その訪問の際に、短時間だからとお客様に言われて駐車禁止の場所に案内されて駐車してしまったり、迷って到着が遅れた場合に「いつ着くか?どこにいるか?」の問い合わせが発生することが課題となっていました。軽自動車にはO社のロゴがついているので、駐車禁止の場所に車が停まっているというクレーム電話が来たこともありました。
少数ながら年に数回の車両の事故も発生していたので、トラブルや事故時に車の挙動が確認でき、「いつ着くか?どこにいるか?」の問い合わせを削減できるリアルタイムな位置情報がわかる製品を探し始めて、動態管理システムを導入することにしました。
当初はGPSを活用して位置情報だけを確認できるアプリケーションの導入も検討しましたが、満足できる安全管理を実現するには位置情報の取得だけでは不十分であると考え、位置情報の取得・稼働状況の確認・走行実績の蓄積まで対応できるCariotの導入を決定しました。
イメージ:スタッフの安全運転・到着の見守りのため動態管理システム導入を決意
2.Cariotに決めた理由
〜リアルタイムの位置情報マップが決め手〜
O社のCariotの決め手は、リアルタイム位置情報の精度の高さです。今まで、一度外出してしまったスタッフの稼働状況や位置情報を把握できないことで「いつ着くか?どこにいるか?」の問い合わせや折返しの通話のやりとりに時間がかかっていました。Cariotの車両位置情報は3秒に1回の更新でリアルタイム性が高いため、停車中かどうか?エンジンがかかった状態か?まで、複雑な操作は一切不要でひと目でわかります。位置情報の精度が正確なため、道路のどちら側に停車しているか?や訪問先に到着しているかもおおよそ把握できます。
走行データはあとから振り返ることができ、誰がいつどこにいたかの証跡が取得できるのも魅力でした。
- 車両位置情報の更新が3秒に1回とリアルタイム性が高い
- スタッフの稼働状況を確認できる
- 業務実績や走行データの蓄積・分析にも対応
図:誰でもすぐ利用できると好評のDriveCast
図:エンジンがかかっている車は波紋のアニメーションになるのでひと目でわかります
3.導入時の課題と実現したいこと
〜家事代行スタッフの安全運転・到着の見守りを行いたい〜
O社が導入時に課題と感じていたことは以下の3点です。
- 家事代行スタッフの現在位置がわからないこと
- 車両の稼働状況がわからないこと
- 「いつ着くか?どこにいるか?」の問い合わせ応対に時間がかかること
O社は、家事代行スタッフの現在位置と車両の稼働状況がわからないため、一度出発すると移動中なのか業務中なのかがわからない状況でした。スタッフとの連絡もつきにくく、問い合わせ応対やクレームが発生した際の応答が遅れて更に問題が大きくなることがありました。また、少数ながら車の自損事故や路上駐車のトラブルが報告されており、どこで何をしていたか?の証跡を残すことが必要だと考えていました。
その結果、実現したいことは以下の3点になりました。
- 家事代行スタッフの現在位置をリアルタイムに把握すること
- 車両の稼働状況を見える化し、移動中か停車中かをリモート確認すること
- 「いつ着くか?どこにいるか?」の問い合わせ応対時間の削減
4.導入後の成果
〜車両の現在地がわかり、「いつ着くか」の問い合わせ削減に成功した〜
Cariotを導入した結果、車両の現在地がわかり、「いつ着くか」の問い合わせ削減及び、応答にかかる時間も削減しました。過去の走行履歴や停車記録も自動で取得できるようになったので、車の自損事故や路上駐車のトラブルが発生した場合にどこで何が起こったのかの振り返りも容易になりました。また、ログを取得できることが採用時の安心につながり、運転の練習をしながら訪問し、運転の安全を確認することができるとスタッフがペーパードライバーの場合でも採用がしやすくなりました。
図:自動で滞在の記録が取得できます
5.今後の展望
〜訪問件数アップ(営業)や休憩の確認(報告)で活用してみたい〜
今後は、安全運転の見守りだけでなく積極的な営業の促進や、スタッフからの報告の記録で活用してみたいと思います。具体的には、1人あたりの1日の訪問件数のアップや、休憩や訪問したときの記録をスマートフォンアプリから残すことで走行データを一方通行で受信するだけでなく、そこでどのようなことをしたのか?を自動的に記録する双方向のシステムにすることで、Cariotのデータに付加価値をつけられると考えています。レポートやダッシュボードによるデータの集計は今もできているので、訪問件数や休憩の記録も同時に見ることができれば一層の業務効率化が期待できそうです。
イメージ:スマホアプリからの報告業務で活用したいと考えています
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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