課題の労務管理コストを20%削減した導入事例
ドライバーの勤務実態を把握し、健全な労働環境を保つ仕組みづくりをCariotで実現。 更に機能を使いこなして安全運転への利用拡大が開始している。
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1導入前の課題ドライバーの勤務実態を把握し、健全な労働環境を保つ仕組みづくりが課題に
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2導入の決め手お試し期間にメリットを確信し導入へ
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3成果集計・ルート作成の事務コスト20%削減→意識改革により停車も20%削減
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4今後の展望更に機能を使いこなしていきたい
ドライバーの勤務実態を把握し、健全な労働環境を保つ仕組みづくりが課題に
“リアルタイムな位置情報が取得でき、ドライバーの走行実績が確認できる”システム導入を検討
協和物産株式会社は、首都圏の飲食店・企業様への配送を専門とした総合食材商社です。
トラックやバンを運転するドライバーが多数在籍しているので、どのようなルートで配送しているか把握したいという課題が生じました。
きっかけは、物流業界全体でドライバーの労働環境の健全性が問題となったことです。過密なスケジュールによる長時間労働がニュースで話題となり問題視される中、弊社も外に出ている間のドライバーの活動がわからないので、まず勤務実態の把握に取り組みたいと考えました。
さらに、「今どこか?」というリアルタイムな位置情報がわかれば、災害時など緊急時の安全確認もできて心強いと考え、“リアルタイムな位置情報が取得でき、ドライバーの走行実績が確認できる”という観点でシステムを探し始めました。
お試し期間にメリットを確信し導入へ
2週間の無料お試し期間で効果を実感し導入へ
現在、ロガータイプとドライブレコーダータイプのCariotを導入しています。
2週間のトライアル期間に現場のトラックにCariotのデバイスを取り付けて受入テストをしました。
設置が簡単な分、取り外しも容易なので意図的な取り外しを心配しましたが、抜き差し検知のレポートで設置漏れは防止できることが、正確にデータを取得できる安心につながりました。
期待通りお試し期間でドライバーの走行ルートや休憩時間・場所が確認できました。
さらに、急加速・急減速など危険挙動の件数や、ドライブレコーダータイプでは危険挙動の動画も取れたので安全運転面の管理もできると考え、導入を決定しました。
集計・ルート作成の事務コスト20%削減→意識改革により停車も20%削減
- 1. 管理者の集計・ルート作成の事務コストを20%削減
- 2. ドライバーの意識改革により停車も20%削減
- 3. ドライブレコーダーの動画が事故の際に活躍
Cariotを導入してドライバーの活動が見える化できました。休憩時間、業務終了時間も簡単に集計できるようになったので、導入時の課題であった理想の労務管理が実現しました。管理者による活動時間の集計や配送ルートの作成コストは従来と比較して20%程度削減された実感があります。
正確に走行を記録・管理していることがドライバーの意識改革にもつながり、無駄なアイドリングを削減し丁寧な運転を心がける動きが生まれました。 ベテランドライバーの配送ルートを確認し、道案内や勉強ができるようになり、配送効率もアップしています。
ただし、今は画面を常に見ているのが一部の人間なので、せっかくのデータを社内に共有し、週に1回でも見直して良い流れを作れるような取り組みをしようと考えています。
ドライブレコーダーのメリットを実感、危険挙動の啓蒙を
Cariotでは危険運転が発生するとドライブレコーダーの動画がWeb画面上から確認できるのですが、事故が発生した際の動画をいち早く確認することができて非常に役立ちました。通常のドライブレコーダーでは
①SDカードを回収する
②データを取り出す
③必要なところを再生する
という、確認作業に手間がかかります。
Cariotは危険動画だけを切り取ってクラウドに保存してくれるので、消去の心配もなく関係者ですぐに共有できるのがメリットです。
今後は全車両へのドライブレコーダー搭載も検討しています。
蓄積されたデータを週次や月次で社内に展開し、事故につながるスピード違反や危険挙動を減らしていきたいと考えています。
車間距離検知、車線逸脱、デバイスが抜けた瞬間の通知、などもあると嬉しい機能なので、今後のCariotの機能アップデートに期待しています。
更に機能を使いこなしていきたい
Cariotは非常に多機能なので、今後更に機能を習得して使いこなす必要があると考えています。
柔軟にカスタマイズができるので、「休憩時間だけ」「退社時間だけ」を一覧で抽出してどんどん業務効率を上げて行きたいです。
スピード・急加速・急減速など危険運転のデータを社内に展開し、労務管理同様に全社で安全運転に取り組んでいける仕組みを構築していきたいと思っています。
※協和物産様へのCariot導入はパートナーのテクバン株式会社様に主導頂きました。